校長あいさつ
令和7年度がスタートしました。本校の校長としてこの4月に着任しました伊東誠です。どうぞよろしくお願いします。本校は、1学年41名、2学年48名、3学年55名の合計144名の生徒が在籍しており、通常・特別支援学級合わせて8学級編制となっています。
変化の激しい今日、教育を取り巻く状況も刻一刻と変化しています。その中にあって学校教育のあるべき姿を考えるとき、私は「不易流行」という先達の言葉が思い浮かびます。「不易なるもの」つまり、変わらないもと「流行するもの」変化するもの、時代を超えて変わらない本質的なものと、時代とともに変化するものを両立させる考え方は、俳人松尾芭蕉が「奥の細道」の旅をとおして体得したと言われています。教育を取り巻く環境や方法がいかに変わっても、子どもたちが成長し自立していこうとする生命力、親が子の健やかな成長を願い注ぐ愛情、教師が生徒の将来を照らそうとする情熱、これらは永遠に「不易」であり、教育の根幹をなすものと信じます。それに加えて今日的教育施策を柔軟に活用し、これまでの常識にとらわれない教育実践で保護者や地域の期待に応えて参りたいと思います。
学校経営にあたり私は、「安全・安心な学校」「保護者や地域に信頼される学校」を基盤に、学校スローガンである「三兎を追って、自立・敬愛・挑戦する」を継続して生徒たちとともに目指したいと思います。「三兎」とは、「勉強」「部活動」「学校行事(学級生活)」を指しています。ことわざでは「二兎を追う者は一兎をも得ず」と、あまり良い例えでは使われませんが、親中生はさまざまな工夫と取組で三兎を追ってほしいと思います。
教職員一同、お子様の健やかな成長を願い、全力で教育活動に取り組みますので、どうぞよろしくお願いします。
大田原市立親園中学校長 伊東 誠
校歌
親園中学校の校歌は、平成30年の統合時に旧佐久山中学校の校歌にあらためました。
校章
【説明】
周囲の‘花びら’は、桜をイメージしています。桜は春の訪れを感じさせ、鮮やかに咲き誇る姿から、新たな出発への期待感や希望を感じさせてくれるとともに、温厚で優しさを備えた人間に成長してほしいという願いが込められています。
また、四季折々の変化を楽しむことのできる豊かな自然や田園風景が広がる親園・佐久山両地区の恵まれた環境を緑色で表すことで、健康的で清々しく、大きな可能性を秘めた生徒たちの強い生命力を感じることができます。
そして、「親中」の金文字と、中心の円を彩る銀色は、生徒、教職員、地域が一体となり、輝かしい未来に向けて飛躍・発展する親園中学校を表現しています。
沿革
昭和22年4月1日 親園村立親園中学校創設
昭和24年6月2日 新校舎落成移転
昭和29年12月1日 市制施行により大田原市立親園中学校と校名変更
昭和32年12月11日 新校舎落成
昭和34・35年 健康教育実験学校
昭和37年4月9日 体育館竣工
昭和38年2月16日 技術家庭科室竣工
昭和40年4月30日 給食室竣工
昭和41年8月16日 プール竣工
昭和48・49年 市指定研究学校(特別活動)
昭和52年11月13日 創立30周年記念式典
昭和59年7月13日 キュービクル竣工
昭和61年9月10日 LL教室設置
平成4年7月24日 新校舎。倉庫、部室竣工
平成4年10月1日 新校舎落成
平成5年2月8日 柔剣道場落成
平成6月2月24日 屋内運動場落成
平成9年11月29日 学校創立50周年記念事業
平成12・13年 県P連指定「研究PTA」指定学校
平成18年3月6日 地域イントラネット整備完了
平成19年11月21日 優良PTA文部科学大臣表彰
平成27年4月1日 特別支援学級(自閉・情緒)設置
平成28年4月1日 特別支援学級(知的)設置
平成30年4月1日 佐久山中学校が統合 新校章による校旗が完成 佐久山中の校歌を新校歌と制定する
令和3年10月19日 大田原市ICT活用推進研究事業指定校
令和4年8月22日 桜8本伐採
令和5年2月22日 新体力テスト優秀校
令和5年3月3日 照明LED化(全電球)
令和6年2月22日 新体力テスト優秀校